フジテレビ、とくダネ!の取材を受けました

先週、フジテレビの「とくダネ」が染み抜き化学研究所に取材に来ました!
 
 
とくダネ!の取材だが、落ちないと思われているシミについて取材を受けた。
 
瞬間接着剤やボンド、マニキュアや朱肉など、難しいと思われるシミを重点的にやりました。
 
これが編集でどう変わっているのか、とても不安です(笑)
 
「ホームレスキュー パパットさん」という、とてもキレイなアナウンサーが来て、
 
熱心に取材をして行きました。
 
僕はアナウンサーという人達は、偉そうというか別次元の人だと思っていたのですが、
 
とても庶民的な人でビックリ。いや~、いい人だった。。。。
 
 
この放送を見て、困っている人が助かり、喜んでくれればと思います。
 
そして、取材の中での気づきがあった。
 
「どうして、この染み抜きを出来るようになったんですか?」
 
という問いだ。
 
もちろん、仲間に教えてもらったり、調べたりもしたが、
 
多くの技術は、いつの間にか出来るようになった。
 
 
治らない物を治そうとするうちに、それが点になり、線となり、治らない物を治す技術になる。
 
技術自体も目的にはならない。
 
技術は、治して喜んで貰う為の手段に過ぎない。あらためて思った瞬間でした。
 
 
 
なんか、生意気に書いたが、僕が書いたことを全て出来ている訳では無い。
 
今でも、お客様からお叱りを受ける事もあるし、妥協してしまうこともある。
 
けど、初心を忘れず、お客様に喜んで貰い、お天道様に背を向けるような仕事はしたくない。
 
そう思います。
 
 
 

イメージ 1
 
 
 
 
 
 
Filed under: 未分類 — admin 4:38 PM

年末年始について

冬季休暇の為、

12月30日~1月5日まで店舗休業とさせて頂きます。

1月6日より、通常営業とさせて頂きます。

お客様にはご迷惑をおかけ致しますが、

切にお願い申し上げます。

Filed under: 未分類 — admin 12:39 PM

レザージャケットの脱色の修正

最近は、レザージャケットの修正が多い。

バッグ等は、修正出来るお店も増えてきたようだが、

ある程度設備の必要な、レザージャケットやムートンコートは、

ちょっと敷居が高いのかもしれない。

今回は、あるミュージシャンのレザージャケット。

部屋に置いておいたら、肩部分から腕部分にかけて

脱色してしまったというケース。

蛍光灯にも紫外線が含まれており、室内でも脱色する事がある。

レザージャケット3着が、脱色。

修正の依頼を受けるが、この色は難しい。

顔料の赤は、黒っぽくなる事があり、鮮やかな赤を再現するのは

とても難しい。

光の加減で、右がピンクのように見えますが、

脱色部分のみ、色を入れています。

before         

 レザー 色抜け 脱色

after

 

クリックすると大きいサイズで表示されます

かなり苦戦をしたが、何とか元に戻せたと思う。

色が抜けた箇所にのみ、色を入れていく作業で修正をしました。

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Filed under: 未分類 — admin 6:03 PM

夏季休暇のお知らせ

夏季休暇の為、

8/12~8/16まで店舗休業致します。

皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、切にお願い申し上げます。

染み抜き化学研究所 代表 佐藤大輔

Filed under: 未分類 — admin 2:45 PM

レザーバッグの油の染み抜きクリーニング

革バッグにとって、強敵と言えば油のシミだ。

ほとんどの革は、油を吸い込んでしまう。

一度、革内部に浸透してしまった油は水溶性の薬品等では、

落とす事が困難だ。

一般的な革クリームみたいな汚れ落としでは、まず落とす事は出来ない。

有機溶剤で、シミを落とせば、ほぼ地色も抜ける。

今回は、かなり重症なケースだったので地色ごとシミを落とし、

再度、同じ色を部分的に入れて修正をした。

ツヤ感や風合いも、ほぼ元通りに修正できました。

 

作業前

 

作業後

 

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Filed under: 未分類 — admin 3:03 PM

レザーバッグの色移りトラブルの修正

バッグの修正で上位を占めるのが、ジーンズからの色移りだ。

乾いた状態では、ジーンズから色が移るのは滅多に無いが、湿度が高かったり雨等で濡れたりしていると、危険度は一気に上がる。

革のバッグを持つ再は、出来るだけ新品のジーンズは履かず、何度も洗濯したジーンズを使用する事をオススメします。

今回は、白い部分に青色ジーンズの色が移っている。

白い革は、ナチュラルな茶系の革を白く染色してある。なので、白色を染み抜きすると、地色の茶色が出てきます。最後に、染み抜きをした部分に白い色を入れて元に戻す作業をする。

作業前
バッグ色移りの染み抜きクリーニング

 

作業後バッグ色移りの染み抜きクリーニング

 

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ムートンコート、雨ジミの染み抜きクリーニング

 今回は、雨に濡れてシミになってしまったムートンコートの修正。

全てのムートンがなる訳では無いが、雨に濡れてシミになってしまうムートンは多い。

水が付着した事により、毛が寝てシミに見えるようなケースもあるが、今回はムートンの色が動いてシミになったケースだ。

こうなってしまうと、通常のクリーニング等では修正が出来ない。ただ、ここまで凄いのは滅多に無い。

修正の方法としては、ある程度地色もシミと一緒に落とし、再度色を入れていかなければならない。

今年は円高の影響なのか、韓国製の革製品がとても多いように感じる。

左側の腕のみ修正ムートンコート染み抜きクリーニング

 

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オーストリッチレザーバッグの染み抜き

今回の依頼は、オーストリッチ。

オーストリッチとはダチョウの皮で、写真の黒っぽいポツポツは毛穴の部分ですね。

最近では、毛穴部分にも上から色が入っているものが多いような気がする。

正直、そっちの方が修正はしやすい。

革製品は、染み抜きをするとほとんどのケースで色が抜ける。

なので、色落ちした部分にもう一度色を入れなおさなければならない。

上から色を吹き付けてあるタイプの革は染めてある革と違い、

ソファーの様な平坦な感じになっている場合が多い。

ただ、今回の依頼品はシワの中と表面の色が違い、

毛穴もハッキリと色が違う。

この油染みを抜いたあと、不用意に色を入れてしまうと違和感が出てしまう。

出来るだけ染み抜きでシミを目立たなくして、最後はカラーリペアで修正をする。

全体的に色を入れる訳では無いので、使用感なんかは残ったままだ。

修正前

オーストリッチバッグの染み抜きクリーニング&リペア

修正後

オーストリッチバッグの染み抜きクリーニング&リペア2

ただ、オーストリッチの修正は難しい。

クリーニングでどうにかなる物は、ほとんど無いだろう。

使用感とか、質感をガラッと変えて良いのなら簡単なのだが、

この質感が好きで、このバッグを買ったんだろうし。

今回は、シミの範囲が小さかったので比較的楽だったが、

これが広範囲だと、もう少し違う方法での修正になるだろう。

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