染み抜き化学研究所 代表 佐藤大輔
1993年、一つ屋根の下というドラマを見て、北海道最大手のクリーニング会社に入社。
外交営業マンとして5年間勤める。
1998年、外交営業での成績が認められ、店舗管理者に抜擢される。新規店舗出店・店員教育・顧客管理・データー分析・マニュアル作成等の知識を実践で取得する。
2004年、担当店舗のクレームを分析するうちに、染み抜きで困っているお客様が大勢居ることを実感する。「クリーニングって何だ?」そんな根本を疑い始める。
当時は営業責任者だったが、寝る間も惜しみ、染み抜き技術の習得に努めた。
求めたのは新しい技術と既存の技術の融合。
それは、出来なかった事を可能にする技術だった。しかし、生産性は恐ろしく悪く、とても商売と呼べる代物では無かった。だから誰もやらないのだ。
色々悩んだ末、「本当に困っているお客を助ける仕事がしたい」と、起業を決意する。
2005年、染み抜き化学研究所設立。
その後、ネットサイト最大手の「衣類よ集まれ!」で染み抜き達人を担当する。
多くの人に共感して頂き、NHKテレビ・オレンジページ・各種メディアに数多く取り上げられています。
当店は「染み抜き化学研究所」といいます。
しかしビックリな事に、僕一人しか居ない会社なのです。
なので、問い合わせを受けるのも、メールを返すのも、作業をするのも、発送するのも
全て、わたくし佐藤大輔が一人で行っております。
人を増やして効率化するという方法もあるのですが、
僕は「染み抜き」というのは、効率化や大量生産が出来ない分野だと思っております。
人を増やして、会社が大きくなると「妥協」が多くなり
僕がやりたい仕事が出来なくなると思うのです。
人を上手に使う技量も無いですし、それであれば腕一本でどこまで生きていけるか
挑戦した方が良いと思うのです。
受付と職人って、凄く大切です。
通常職人は、お客様の要望を直接聞く事が出来ません。
だから、突っ込んだ処理が出来なかったり、どうしても「お役所仕事」になってしまいます。
当店は、受付=職人です。
お客様の思いを、直接受け入れ作業が出来るのです。
ありがたいと思います。